娘が不登校になってしまった。
もしかしたら、私の子育てが間違っていたんだろうか。。
もし、私の子育てが間違っていたのなら、どこが悪かったのかを知って直していきたい!
、、、そんな風に私は考え、色んな本やサイトを読み自分の子育てを見直すようになりました。
そうやって私は、自分の子育てを見直す中で、「子どもが不登校になった親の育て方の特徴」を知ります。
で、その特徴がバッチリ私に当てはまっていたんですよね。。
そして、そんな親に育てられた子どもの性格は、不登校の子どもの性格にも共通していて、娘に当てはまるところがある。。
「やっぱり、そうか。。(>_<)」
つまり、
親の子どもへの言動
↓
子どもの性格へ影響
↓
学校へ行けない状況
という悲しい因果関係になっちゃうみたい。。。
でも逆に、親である自分の言動を変えれば、子どもの性格も変わり、学校へ行けるようになるかもしれない!!
自分の子育てが間違っていたことを知り、私は「子どもを不登校にしてしまった子育て」をやめる努力をしました。
そうやって親である自分が変わろうと努力すると、その努力のたまものか?娘は学校に通えるようになりました。
なので、今回は私が読んだ本から学んだ
- 子どもが不登校になる親の特徴
- その特徴から与える子どもへの影響
- その特徴から私が少しずつ変われてきた方法
についてお伝えしたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
子どもが不登校になる親の特徴
子どもが不登校になる親の特徴は下記です。
今回、紹介させていただいている特徴は、私が学ばせていただいた水野達朗さん著書「無理して学校へ行かなくていい、は本当か」から引用しています。
この本に関しては別記事でも紹介していますので、よければご参考にどうぞ☆
- 過干渉傾向タイプ
- 放任傾向タイプ
- フレンドリータイプ
- ギスギスタイプ
- 子ども上位タイプ
- 親の支配が強いタイプ
- 親が期待過剰タイプ
では、それぞれのタイプについて詳しく説明していきます。
過干渉傾向タイプ
- 「お風呂に入りなさい」「勉強しなさい」「ゲームはそろそろやめなさい」などの命令、指示、提案が多い。
- 子どもに失敗させてこなかった。
- 「宿題した?」「忘れ物はない?」「早く食べなさい」「もう時間よ」など、いつも子どもの行動を監視している。
- 行動しない子どもにイライラする。
そして、このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 「年相応の自立」ができない。
- 何かあるごとに「お母さーん」と呼びかけるようになる。
- 一人で学校へ行けなくなって、母子登校になる。
- 自分で考えて行動することが求められる学校が嫌になる。
- 学校より優しいパパ、ママがいる家のほうが良いと考えて学校へ行かなくなる。
- 失敗から立ち上がるための強さや柔軟な心が育まれない。
多くの不登校の家庭がこのタイプに当てはまります。
このタイプの親は、過干渉としつけの明確な線引きがないので、ついつい親心で子どもを甘やかしたり、年齢以上に幼く扱っています。
そして、子どもは親に対する依存心が強く、「この年齢ならできるべきこと」も、できないことが多いです。
また、このタイプの親は「宿題した?」などいつも子どもの行動を監視し、子どもが行動しないとイライラしがちです。
子どもに何かを注意する時には「子どもがその行為をして、困るのは本人なのか親なのか」を考えてみましょう。
困るのが子ども本人の場合は、注意はせず、困る結果を子ども本人に経験させましょう。
たとえば、、
- 「寝ない」と次の日に眠くて不快な気分を味わうのは子ども自身
- 「忘れ物する」と恥ずかしい思いをするのは子ども自身
などです。
不快な思いや、恥ずかしい思いをしたほうが、子どもは自分で考えて行動できるようになります。
放任傾向タイプ
- 会話の中に「命令・指示・提案」がない。
- 親から自分の気持ちを伝えることがない。
- 子どもより自分のやりたいことを優先する。
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 自ら考え自ら行動する能力が自然とつく。
- 親に自分のほうを向いてもらいたくて学校や家庭で問題行動を起こすことがある。
このタイプの親に育てられた子どもは、「自分で考え、自分の意志で行動する」自立した子どもに育ちやすいです。
しかし、子どもが「自分ではどうすることもできない、親に助けて欲しい」といった場面で、親が子どもの出しているサインを見落としがちです。
そして子どもは、親に自分のほうを見てもらいたくて、問題行動を起こしてしまうことがあります。
なので、子どもの問いかけには、共感的な姿勢で対話しましょう。
親子の対話は、子どもの心の成長を促し、コミュニケーション能力を育みます。
会話をしなくても親の背中を見せて育てたいと思っていても、子どもは「親の考えを聞きたい」「親に話を聞いてもらいたい」と思っていることもあるのです。
フレンドリータイプ
- お母さんはお友達のよう
- マイホームパパ
- 親子の会話はまるで同年代の友達との会話のよう
- 叱る場面でもついつい優しくしてしまう
- 子どもと同レベルの言い合いをして、感情的になる
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 親の威厳を感じられない
- ワガママになる
- 我慢力が低い子になる
もし、このタイプに該当している場合は、お父さんの立場を子どもの中で上げるようにしましょう。
そして、お母さんは共感的な姿勢で子どもの気持ちに寄り添い、お父さんの立場を下げないようにすることが大切です。
ギスギスタイプ
- 親子間の溝が深い
- 子どもとあまり会話がない
- 子どもに不足不満を持っている
- 子どものことを良いように考えられない
- 子どもを非難する
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 投げやりで無気力になる
- 自信が持てず、打たれ弱くなる
このタイプの親に育てられた子どもは、親に対する信頼感が低く、困ったことがあっても親には相談できずに心の中にため込んでしまう傾向があります。
親の否定的な言葉は、子どもの自信を失わせ、意欲を消してしまいます。
もし、このタイプに該当している場合は、
- 子どもの気持ちを受け止める姿勢
- 子どもに不足不満を言わない
- 勇気づける対応
を心がけ、親と子の距離を縮める努力をしましょう。
子ども上位タイプ
- 子どもの言いなりになる
- 子どもから何かを言われる前に察して動く
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 自分本位でワガママになる
- 自立心が低くなる
- 忍耐力がなくなる
このタイプでは、家庭内で子どもが「王子様、お姫様」のようになっています。
親が子どもの言いなりになり、子どももそれが当然であるかのように振る舞っています。
時には、子どもから何かを言われる前に親が察して動くこともあり、子どもは何不自由なく生活しています。
しかし、このような対応をしていると、ワガママで自立心が低く、忍耐力がない子どもになってしまいます。
このタイプの子どもは、学校で驚くほど小さな「挫折」をして、そのまま不登校になってしまうパターンが多いです。
なので、まずは子どもの自立心を伸ばすことが大切です。
親は、子どもが自分でできることを手伝わないようにしましょう。
最初のうちは子どもから反発されますが、それでも「お母さんはやらないよ」と毅然とした態度で接する必要があります。
最初から全部させようとするのではなく、「自分でお茶をいれる」など簡単なことから始めるといいです。
そして、少しずつレベルを上げて、最終的には「自分でできることは全て自分でできる」ことを目指しましょう。
親の支配が強いタイプ
- 命令、指示、提案が多い
- 子どもを親の思い通りに動かそうとし、支配的に振舞う
- 子どもの考えを尊重することが少なく、会話の途中でも「○○しなさい」「○○の時はこうするのよ」と口を出す
- 「そんなことでどうするの」「さっさとしなさい」と子どもをせかせかと行動に駆り立てる
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 無口になる
- 口うるさくなる
- 心配性になる
- 神経質になる
- 親に頼りがちになる
- 反抗的になる
- 暴力的になる
- 素直に聞けず、言い訳がましくなる(「でも」「だって」が多い)
このタイプの親は、子どもの気持ちを考えず、親のエゴを強引に通しがちです。
このタイプの親に育てられた子どもは、親の圧力に屈服して無口になったり、親と同じように神経質になったり、口うるさくなる傾向があります。
また、親からの圧力に抵抗することに慣れた子どもは、人の話を素直に聞くことができなくなり、「でも~」「だって~」という言葉を良く使うような、言い訳がましい性格になることもあります。
そして、子どもが考える前に親が適切なアドバイスをしてきたために、自分で考える前になんでもかんでも親に聞く子どもになったりします。
なので、このタイプに当てはまる親は、
- 干渉をなるべく避けること
- 親の価値を押し付けないこと
が大切です。
そして、「子どもを完全にコントロールすることなどできない」といことに気づきましょう。
自立した子どもを育てるためには、親が子どもの行動や思考を支配するのではなく、時間がかかってもいいので、子ども自身に考えさせて、答えをださせて、行動させることが大切です。
親が期待過剰タイプ
- 親の会話のほとんどが「子を褒めること」と「子を叱ること」になっている。
- 習い事で賞を取ると、まるで自分自身のように喜んで子どもを褒める。
- 成績が下がったり、思ったより成績が上がらない時にはヒステリックになる。
このタイプの親から育てられると子供はこうなります↓
- 親のプレッシャーで家の中では本当の自分を出すことができない。
- 結果がでなくなると、「僕なんて○○してもできない」「どうせ○○なんだから無理」など卑屈になる。
- 友達とも「成績」という物差しでしか判断できず、うまく人間関係が作れない。
- 友達にも「完璧」を求める。
子どもに対して期待過剰な親は、ついつい自分の夢や希望を子どもに期待しがちです。
でも、子どもは親の分身ではありません。
このタイプに当てはまる家庭では、「常に我が子がグループのトップに居続けることのみが幸せではない」ということに親が気づくことが大切です。
親は「ありのままでもいいよ。あなたが頑張っているならそれでいいよ」と受け止めてあげることが必要です。
娘が不登校になった母親である私は、3つのタイプに当てはまってた
子どもが不登校になる親のタイプをお伝えしてきましたが、私はこの中で下記の3つのタイプに当てはまっていました。
- 過干渉傾向タイプ
- 子ども上位タイプ
- 親の支配が強いタイプ
そんな私が今、当時の子育てを振り返ってみたいと思います。
過干渉傾向タイプだった自分の振り返り
私はほんとにたくさん、子どもに「片付けなさい」「宿題したん?」「勉強したら?」など「指示・命令・提案」の言葉をかけてきました。
「そうすることが、子育てなんだ」とも思っていました。
そんな私は娘からよく「お母さーん」と呼びかけられていました。
これも、「ま、こんなもんなんかな」と思っていたんですが、違ったんですね(>_<)
そして、私が自分の子育てを反省し、「あれしなさい、これしなさい」の指示・命令を止めたとたん、娘は
「何をやったらいいか分からへん。頭がパニックや。お母さん、助けて~」
と何もできなくなってしまったんです。
「娘はそれなりになんでもできる」と思い込んでいた私は、ショックでした。
すべて、私が言った通りに動いていただけだったんです。
確かに、それでは私がいない、自分で考えて行動しないといけない学校生活はしんどかったのかもしれません。
それでも、私ができる範囲で少しずつ「命令・指示・提案」をやめていくと、子どもも少しずつ「自分で考えて行動できる子ども」になっていきました。
子ども上位タイプだった自分の振り返り
私は、「いいなりになる」までではなかったものの、子どもの様子から察して、先回りして解決、提案して、まるでお嬢様に使える執事のようでした。
私「はっ。娘が困っているようだ」(母親センサーピーン!)
私「○○しよか」「○○やったらいいんちゃう?」(華麗に先回り提案!)
娘「うん、ありがとー♡」
私「よしよし」
、、みたいな。
仕事とかだったら「できる人」になるかもなんですが、残念ながら子育てではかなりNG行動でした(>_<)
いわゆる過保護ってやつです。
このタイプの子どもは、驚くほど小さな理由の「挫折」を学校で経験して、そのまま不登校になるパターンが多いと知りましたが、これも納得です。
だって、
【家】お母さんが何不自由なくフォローしてくれてなんでも言うことを聞いてくれる
に対して、、
【学校】自分ですべて考えて解決しないといけないし、思い通りにならない友達がいる
では、学校は子どもにとって地獄のような場所になってしまいますよね。。
まさに天と地の差。
「子どもが上機嫌」でいてくれた方が、面倒くさいこともないし、親はラクチンでもあります。
でもその「ラクチン」は大きな「苦しみ」となって私に返ってきました。
そして、そんな自分の子育てを反省し、少しずつ「気が利かないお母さん」「嫌だ、というお母さん」に変わる中で、子どもがすねたり、反発したりもしました。
でも案外、時間がたてば子どもは自分で気持ちの整理をして、自分で機嫌を直すんです。
子どもは私が思っているより、強く、たくましかったことを知れたのは、私にとって大きなギフトでした。
親の支配が強いタイプだった自分の振り返り
私はまるで子どもを自分の所有物かのように、自分の思い通りに動かそうとしていました。
当時の私の頭の中はこんなカンジです↓
- 子どもの評価=私の評価
- 子どもの失敗=私の失敗
- 私が信じている「~でなければいけない」=子どもも「~でなければいけない」
自分と子どもを重ね合わせ、自分の「ねばならない」から子どもが出ていると、イライラしていました。
そのために、私はさんざん子どもに「命令、指示、提案」をやってきました。
そして、「過干渉傾向タイプの振り返り」でもお伝えした通り、自分で考えられず、何でも親に聞かないとできない子どもになってしまいました。
でも、まずは親が「自分は自分。子どもは子ども」と考えられるようになることが、その第一歩だと思います。
私が少しずつ考え方を変え、行動を変えていくと、子どもも少しずつ自分で考えて行動ができるようになってきました。
私が不登校の親の特徴「命令・指示・提案・先回り」から少しずつ変われた方法
子どもが不登校になる親の特徴を知り、その特徴にバッチリ当てはまっていた私。
そして、その親の特徴となる「子どもへの命令・指示・提案・先回り」(=過保護・過干渉な育児)を必死でやめようと努力しました。
でも、、気づいたらやっちゃってるんです(>_<)
そして「ああ、またやってしまった。。。」と自己嫌悪。
そんな私でも、少しずつ「命令・指示・提案・先回り」をしない母になってきています。
▼過保護・過干渉な子育てを少しずつ止められてきた方法については別記事で詳しくお伝えしています▼
私が「不登校の親の特徴:過保護・過干渉な育児」を少しずつ止められるようになった方法は下記です。
- 自分を大切にする。
- 子育ての考え方を変える。
過保護・過干渉な親を止めやすくなった方法①自分を大切にする。
私は、ずっと
- お母さんは常に笑顔でいないとダメ。
- イライラしても、冷静に対応しないとダメ。
- 何事も子どもを優先しないとダメ。
- やりたいことがあっても、子育て中は我慢しないとダメ。
- 仕事も、家事も、育児もしっかりやらないとダメ。
なーんて思って子育てしていました。
「○○でなければダメ」「○○しないといけない」そして、「○○できない私はダメ母」と自分で自分にムチ打ってきました。
そして周囲から「ダメ母」って思われるのが怖くて、子どもを自分の思い通りにコントロールしようとしていました。
だから、「命令・指示・提案・先回り」の子育てが悪いと分かってやめようとしても、そんな心の奥底に自分を縛り付ける考えや、恐怖が勝ってしまったために、なかなかやめられなかったんだと思います。
そんな私が変われた第一歩が、「自分の心を癒し、自分を大切にするようになれた」ことでした。
それができるようになったきっかけが「『こんなママでごめんね』から卒業する本」という本との出会いでした。
▼この本に関しては別記事で詳しく紹介しています▼
まずは、この本に書かれていた
- 止められない怒りや不安を解消するレッスン
- 自分も子どもも許すレッスン
などの自分を癒すワークをしてみると、思わず涙がでて、なんだか心が軽くなった感じがしました。
そして、自分を大切にするために
- やりたくないことはしない
- やりたいことをする
の2つをやってみたんです。
やりたくない家事はサボって、Amazonプライムビデオでずっと観たかった韓ドラを観まくりました!
最初は家事をサボることも、のんびり韓ドラを見ることも、すごーく抵抗あるんですが(-_-;)
でも思い切ってやってみると、不思議なことに何もしていない自分も、いるだけで十分素敵だよな~♪と思えるようになって、
- 「○○しなきゃダメ!」
- 「○○はやったらダメ!」
- 「○○するべき!」
- 「ちゃんとやらなきゃ!」
みたいな自分自信をしばる呪いからすーっと解放されたんです。
と、同時に子どもに対するイライラも激減。
イライラが激減すると、自然に「○○した?」「○○しなさい!」と子どもをコントロールする「命令・指示・提案」の言葉も激減しました。
自分で自分を満たせているので、子どもの評価や言動で自分を満足させようとすることもなくなるんだと思います。
▼「お母さん自身を満たす」ことの大切さは別記事でもお伝えしていますので、ぜひ読んでみてください♪▼
過保護・過干渉な親を止めやすくなる方法②子育ての考え方を変える
「行動」を変えるには、「考え方」を変えるのがおススメです。
今までと違った視点を持ったり、考え方ができるようになると、自然と行動を変えることができるからです。
私が不登校の子育てを見直す中で、新しく身に着けた考え方は下記の3つです。
- 子どもは自分の所有物ではない
- 親は子どもよりエライわけではない
- 頑張らなくても生きていける
この考え方ができるようになって、私は「命令・指示・提案・先回り」の子育てから大きく変わることができました。
子どもは自分の所有物ではない
子どもって、自分のお腹から生まれてくるじゃないですか。
だから、私は子どもを自分の分身みたいな、自分の所有物みたいな、そんな勘違いをしてしまっていました。
でも、「親業」という本を読み、
子どもは自分の所有物ではない。
今を一生懸命生きている一人の人間なんだ。
という、新しい考えを持てるようになりました。
すると、
- 自分の思い通りに動かそうと「あれしなさい、これしなさい、こうしたほうがいいよ」とうるさく口をはさんでいた
- 思い通りに動かないとイライラしていた
ことに気づき、改めるきっかけになりました。
▼「親業」に関しては別記事で詳しくお伝えしていますので、ご興味あればぜひ読んでみてください▼
親は子どもよりエライわけではない
また、私は「子どもより人生経験を積んでいるし、親のほうがエライに決まってる!」とも思っていました。
でも、「江原啓之のスピリチュアル子育て」を読み、スピリチュアル(たましい)の視点から、子育てを学んだことで、
この子たちは、私よりもずっとたましいの年齢が上なのかもしれない。
私はこの子たちより早く生まれただけなんだ。
と思えるようになりました。
そして、そんな風に子どもに対する見方が変わると、「子どもなんだから、私に従え!!」みたいな傲慢な気持ちはなくなってきていました。
▼「江原啓之のスピリチュアル子育て」に関しては、別記事で詳しくお伝えしています。スピリチュアルな観点から子育てについてついて知りたい方はぜひ♪▼
頑張らなくても生きていける
そして、私は子どもの頃から
「もっと頑張らないといけない」
「もっと優秀でないといけない」
「怠けてはいけない」
と思い込んで、ずっと自分にムチを打っていました。
そして、自分の子どもにもその思い込みを強制していました。
でも、「気づけない毒親」という本から、そんな「○○しなければいけない」という思い込みは「戦中・戦後を生き抜くために生まれた昭和の脅迫観念」だと教えてもらい、
そっか。確かに今は別に頑張らなくても生きていけるよな~。
むしろ好きなように過ごした方が幸せに生きていけるのでは、、
と考えられるようになりました。
また、子どもに対するイライラは
「自分はいい子にして親を安心させていたのに、なぜ、あなたはできないの!!」
という思いからくるものだも知りました。
そして、
そっか、私も本当はもっと自由奔放に生きたかったんだ
と自分の奥底に秘めた心に気づいた時、気持ちがすーっと軽くなって、のんびりYouTubeを見たり、ゲームしている子どもにも
「だよね、そうしたいよね。私もそうしたかったよ」
と心から子どもに共感できるようになりました。
すると、私は自然と子どもに対してイライラすることもなくなり、「あれしなさい、これしなさい」「こうしたほうがいいよ」「○○したら?」というような「命令・指示・提案」のセリフも言わなくなりました。
▼「気づけない毒親」に関しても、別記事で詳しくお伝えしていますので、ご興味あれば、ぜひ読んでみてください▼
▼そして、この「子育ての考え方を変える」ことの詳細は、別記事でも詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください▼
ぜひ知ってほしい!「母親の法律」
今回は、「不登校の親の特徴」をお伝えしてきましたが、最後にもう一つ、お伝えしたいものがあります。
それが「母親の法律」です。
これは「登校拒否を克服した母の会」が作成した不登校を克服するために母親が守るべきことリストのようなものです。
この「母親の法律」を頭にいれておくだけでも、日々の子育ての場面で役に立つと思います。
「母親の法律」は下記の通り31条あります。
第1条:命令・指示はしない
第2条:脅迫・注意はしない
第3条:説教はしない
第4条:提案・忠告はしない
第5条:尋問・質問はしない
第6条:勝手な想像はしない
第7条:反対は言わない・逆らわない
第8条:不足・不満は言わない
第9条:子供には謝らない
第10条:子供は誉めない
第11条:子供は叱らない
第12条:言い訳をしない
第13条:先さきものを言わない
第14条:子供より字数を多くしゃべらない
第15条:子供の好みは聞かない
第16条:子供の評価はしない
第17条:見たらわかることは言わない
第18条:母親側の事情は言わない
第19条:すねる子をつくるな。すねたらなだめるな
第20条:何でも母親に聞いてくる子はつくらない
第21条:親は嘘をつかない、矛盾を言わない
第22条:親は誘導はしない
第23条:親は過保護にはしない
第24条:母親は、会話でボールの色を変えてはいけない
第25条:母親は、一度に二つのことを言わない
第26条:母親は、仕切り屋にならない
第27条:親は教師にはならない
第28条:やる気のない子にしない
第29条:子供上位にはしない
第30条:先さき心配はしない
第31条:子供に手伝いはさせない
第32条:親の思い通りにはならない、反対になる
第33条:朝の、ないない戦争はしない
この母親の法律に関しても、別記事で詳しくお伝えしているので、ご興味あれば読んでみてくださいね。
まとめ
今回は、「子どもが不登校になる親の7つの特徴」についてお伝えいたしました。
- 過干渉傾向タイプ
- 放任傾向タイプ
- フレンドリータイプ
- ギスギスタイプ
- 子ども上位タイプ
- 親の支配が強いタイプ
- 親が期待過剰タイプ
私はこの特徴の中で、3つも当てはまっていました(>_<)
子どもへの命令、指示、提案、先回り、、、
今まで何気なく子どもにしていた言動が、子どもにすごい悪影響を与えるものだったと知り、私はショックを受けるのですが、、
人って変わろうと思えば、少しずつでも変われるものですね。
私の場合は、「自分を大切にする」、「子育ての考え方を変える」ことで、不登校の親の特徴である「過保護・過干渉」な自分から少しずつ変わることができました。
子どもも少しずつ「自分で考えて行動する力」が付いてきた気がします。
でも、まだまだ修行中。頑張ります!
読んでいただき、ありがとうございました。